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	<title>editorium</title>
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		<title>錆びた歯車は天空のプログラム</title>
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		<pubDate>Fri, 04 Dec 2009 18:09:02 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ayumu</dc:creator>
				<category><![CDATA[自然・科学]]></category>

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		<description><![CDATA[ここ数日、Macの画面やiPhoneの画面を見て、ドキリとすることが幾度となくあった。
ドキリとしながら理由がわからず、ん？ぼくは今何を見たんだ？と思って画面をよく眺めてみたら、そこに表示されたアイコンに、歯車が描かれて  <a href="http://editorium.jp/archives/699" class="more-link">More &#62;</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>ここ数日、Macの画面やiPhoneの画面を見て、ドキリとすることが幾度となくあった。<br />
ドキリとしながら理由がわからず、ん？ぼくは今何を見たんだ？と思って画面をよく眺めてみたら、そこに表示されたアイコンに、歯車が描かれていた。<br />
わが社のウェブサイトに載っている、上野さんの作ったIxEditのアイコン。Mac OSやiPhoneの画面の片隅にある環境設定のアイコン。<br />
それが眼の片隅を通過するたびに、ドキリとしている。</p>
<p>歯車。<br />
アンティキテラのマシンのせいである。</p>
<p>アンティキテラの機械の話は、数年前にたぶんネットのニュースか何かで眼にしていた記憶がある。しかしあまり内容を追うことなく忘れていた。<br />
この本を読み終えて、2000年以上前に作られた機械への100年に渡る探求と、そこからわかった事実を目の当たりにして、少し興奮気味。</p>
<p>紀元前の人々が、楕円軌道によるずれを含む太陽や月の正確な動き、地上からは実に複雑にみえる惑星の動き、それになんと日食・月食の時期をもきちんと予測できていたとは。<br />
天動説がとられ、惑星や衛星の運動のしくみがわかっていなかったにもかかわらず、実に正確に予測していたのだ。何世紀にもわたる緻密な観察のみによって、天体の様々な周期を見いだしていたのだ。</p>
<p>そして、そこで得られた複雑な複数の天体の動きの規則を、歯車の組み合わせだけで算出できるようにした人たちが、いたのだ。</p>
<p>さらに、その知識と技術が一度失われ、再び歯車で時を刻めるようになるまでに、1000年の時がたっていた。<br />
そのような機械が紀元前に存在したことすら人類は忘れ、何世紀もすごしていた。<br />
100年前、たったひとつの機械が、海の底から発見されるまでは。</p>
<p>クストーが今のスクーバダイビングのしくみを発明する以前、19世紀の潜水の話からこの本ははじまる。<br />
去年のぼくにはわからなかった海の底のリアリティと危険が、今ならわかる。</p>
<p>海綿の棲む海底に眠っていた機械。星々が駆ける天空から数世紀をかけて得た膨大な知識。緻密な歯車の組み合わせの数学。2000年前の思想。失われた時間。錆と石灰に埋もれた秘密のプログラムを解読しようと競う学者たち。</p>
<p>この本の中に閉じ込められているさまざまな世界、時間、意識……それが個々に、あるいは相互にからみあって、ぼくの脳の中をぐるぐるとかけめぐっている。</p>
<p>宇宙のなかのちっぽけな星に生きている人間という存在を、実にいろいろな角度で描き出してくれる話であり、その興味深さを巧妙に組み立てて読ませてくれる本である。</p>
<p>ああなんて面白い。</p>
<p><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_top&#038;bc1=FFFFFF&#038;IS2=1&#038;nou=1&#038;bg1=FFFFFF&#038;fc1=000000&#038;lc1=0000FF&#038;t=kazeiro-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;m=amazon&#038;f=ifr&#038;md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&#038;asins=4163714308" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe></p>
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		<title>水の上でGPS (GPS-CS3K)</title>
		<link>http://editorium.jp/archives/681</link>
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		<pubDate>Mon, 11 May 2009 16:21:01 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ayumu</dc:creator>
				<category><![CDATA[デザイン・情報・テクノロジー]]></category>

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		<description><![CDATA[ゴールデンウィークに、ボルネオ島、コタキナバルというところに行ってきました。
行く直前に、ソニーのGPS「GPS-CS3K」を購入。これ単体では現在地の緯度経度を知ることぐらいしかできないので、行っている間はただひたすら  <a href="http://editorium.jp/archives/681" class="more-link">More &#62;</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>ゴールデンウィークに、ボルネオ島、コタキナバルというところに行ってきました。</p>
<p>行く直前に、ソニーのGPS「GPS-CS3K」を購入。これ単体では現在地の緯度経度を知ることぐらいしかできないので、行っている間はただひたすらログを記録するのみ。飛行機に乗っているときも窓側の席では衛星をとらえていました。帰りは飛行機のまんなかの席だったのですが、ずっととらえることができませんでした。<br />
帰国して地図の上に行程をプロット。<br />
特に今回は水上を移動することがあり、その際に地図をみることがままならなかったので、あとからどこを移動したかを見られるのはとても面白い。</p>
<p><a href="http://editorium.jp/blog/wp-content/uploads/2009/05/canue.jpg"><img class="alignnone size-full wp-image-679" title="canue" src="http://editorium.jp/blog/wp-content/uploads/2009/05/canue.jpg" alt="canue" width="560" height="246" /></a></p>
<p>これは、カヤック（カヌー）でのマングローブ林ツアー。青い線がカヤックによる軌跡です。<br />
A地点の水上集落からカヤックで出発。B地点からはマングローブの林の中の水路を抜けていき、C地点でカヤックからエンジン付きの船に移って帰還。</p>
<p>Bに入る前ぐらいにすっかり陽が暮れ、ほぼ天頂に位置した半月の月明かりの元でマングローブの林の中へ。<br />
常緑樹の葉がぼうっと月明かりを反射している中、ところどころにはっきりとした白い点滅、蛍を見ることができました。</p>
<p>軌跡を地図上で拡大してみると、蛍やマングローブを見るために岸に近寄ったところまでちゃんとわかる記録がされています。</p>
<p><a href="http://editorium.jp/blog/wp-content/uploads/2009/05/mantanani.png"><img class="alignright size-full wp-image-680" title="mantanani" src="http://editorium.jp/blog/wp-content/uploads/2009/05/mantanani.png" alt="mantanani" width="290" height="350" /></a></p>
<p>右の地図はその次の日のダイビング。コタキナバルからバスで二時間、そこから船でマンタナニ島へ。</p>
<p>行きは良い良い、帰りは酔い酔い。いや、ぼくはなんとか酔わずにすんだけれど、風のとても強い日で、おそろしく船が揺れ、小さい船だったので波をかぶってずぶぬれになりながらの帰還でした。なので港に着くのが待ち遠しく、陸地がそばに見えているのになかなか着かない苦しい時間をすごしたのですが、波でスピードが遅かっただけでなく、波を避けて相当遠回りをしていたのでした。<br />
船上では地図を見る余裕などありようもなかったので、GPSのログがなければわからなかったでしょう。</p>
<p>ところでGPS-CS3Kは、デジカメのSDカードをこいつに入れることで、写真に座標データを付加してくれる機能があり、これならMacだけでも使えるから便利、と購入に踏み切ったのでした。</p>
<p>実際にやってみると、間違いなくログが取れているときに撮影している写真でも、座標データを付加してくれないものがあり、今のところまだ原因不明（探求していないだけですが）。座標データが付加できた写真については、iPhoto &#8216;09で地図上にピンが立ちました。</p>
<p>ルートの表示はiPhotoではできないので、付属のソフトでWindows上でプロット。あまり使いやすいソフトではなく、ほかにもいろいろ方法はあるでしょうがとりあえずそれが手軽でしたので。</p>
<p>海外旅行のように広範囲を移動したり、まったく知らない土地に行って、自分で地図を見て動くのでなくガイドについていくような場合、あるいは水の上で場所を特定できないような場合、やはりGPSの記録があると面白いです。</p>
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		<title>懐かしTurbo</title>
		<link>http://editorium.jp/archives/673</link>
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		<pubDate>Wed, 22 Apr 2009 11:30:48 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ayumu</dc:creator>
				<category><![CDATA[デザイン・情報・テクノロジー]]></category>

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		<description><![CDATA[開発環境であるDelphiを調べていて、最近はまたTurboシリーズが復活していることを知った。
Turbo Delphiって、今タダで使えるんですね。
procedure
begin
  ..
end
なんて記述を超久  <a href="http://editorium.jp/archives/673" class="more-link">More &#62;</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>開発環境であるDelphiを調べていて、最近はまた<a href="http://www.turboexplorer.com/jp">Turboシリーズが復活</a>していることを知った。<br />
Turbo Delphiって、今タダで使えるんですね。</p>
<p>procedure<br />
begin<br />
  ..<br />
end</p>
<p>なんて記述を超久しぶりにみて、ちょっとトキメキましたよ。Parallels上のWindowsに入れてみようか。<br />
製品版のパッケージが、かつてのTURBOシリーズのデザインを踏襲していて、なんかうれしい。</p>
<p>そういえばフィリップ・カーンさんは今はどうしているんだろう……と検索してみたら、新しい会社作って健在のようで何より。<br />
それどころか、iPhone買ってすぐのころに入れてたサイコロソフト(MotionX Dice)は、カーンさんの会社(Fullpower Technologies, Inc.)製だったと今さら知りました。</p>
<p>Wikipediaの「フィリップ・カーン」の項には、1997年カメラ付きケータイの発明ってあって……その前からカメラ付きケータイなんてあるような気がしてたんですが、日本での最初のカメラ付きケータイは1999年9月DDIポケット発売のVP-210だとか。まだ10年たってなかったなんて。</p>
<p>ぼくはフィリップ・カーン率いるボーランド社が出していたTurbo Pascalの大ファンでした。<br />
その理由は<br />
・Pascalという言語そのものがもつ魅力<br />
・非常に高速なコンパイル<br />
そして、<br />
・エディタと一体化した開発環境の軽快な使い勝手<br />
でした。</p>
<p>ダイヤモンドカーソル、ワードスターライクのコマンドによって、フルキーボードから手を放すことなくコーディング、エディットとコンパイル、実行ができ、そしてまたそれらが実に気持ちいいスピードで動きました。</p>
<p>ボーランドにとうてい勝ち目はなかったけれど、もしあのとき、マイクロソフトではなく、ボーランドがオフィススイートの勝者になっていたら……何倍もいいワープロや表計算ソフトで、世界の効率はもっとよくなっていたはず。</p>
<p># このエントリ、いまどきの人には、なんの話だかサッパリ……じゃろうねえ。</p>
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		<title>逆転無罪判決</title>
		<link>http://editorium.jp/archives/669</link>
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		<pubDate>Thu, 16 Apr 2009 16:39:31 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ayumu</dc:creator>
				<category><![CDATA[政治・社会]]></category>

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		<description><![CDATA[最高裁が痴漢事件で逆転無罪判決を出しました。
こうした事件では、でもやったんじゃないの？みたいな発言がよく聞かれますが、問題はやっているかやっていないかではない、ということを銘記しなければなりません。
繊維鑑定などの証拠  <a href="http://editorium.jp/archives/669" class="more-link">More &#62;</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>最高裁が痴漢事件で逆転無罪判決を出しました。</p>
<p>こうした事件では、でもやったんじゃないの？みたいな発言がよく聞かれますが、問題はやっているかやっていないかではない、ということを銘記しなければなりません。</p>
<p>繊維鑑定などの証拠が何もないにもかかわらず、被害者の証言のみで、一審・二審は有罪になっていたのです。<br />
「被害者がウソをつくはずがない」といった非合理的な解釈によって、証言だけが有罪の根拠となってしまうことに、またそのような判決を出す裁判所があるということに、戦慄しなければなりません。<br />
捜査、起訴、裁判の正当性や公正性の問題であり、国や社会のあり方の根幹を問う課題として注目しなければなりません。</p>
<p>今回は幸いにして無罪判決が出ましたが、痴漢に限らず、やっていないのだから、やったという証拠などあるわけなく、有罪になるはずがない、と思い司法を信じながら裏切られ、どれほど多くの人が刑に服さなければならない絶望を味わってきた（そして今も味わっている）ことでしょうか。</p>
<p>もうひとつ、このニュースで気になったのは、いくつかの報道機関が、無罪判決を受けた人を匿名にしていたことです。<br />
無罪だから匿名にしたのでしょうか。<br />
今回匿名にしている報道機関が、有罪判決のときにも匿名にしていたのかどうか、検索してみたけれど過去記事はことごとくウェブでは見ることができないので、まだ確認できていません。<br />
しかしもし、有罪は顕名、無罪は匿名というルールで記載しているとすると、このような逆転無罪判決の際に、傷つけられた名誉の回復ができないことになります。<br />
ずっと通して匿名にしていたというのなら、いいのですが……でも多くの報道機関は、そうしてはいないように思います。</p>
]]></content:encoded>
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	</item>
		<item>
		<title>Wordに対峙する武器もうひとつ</title>
		<link>http://editorium.jp/archives/657</link>
		<comments>http://editorium.jp/archives/657#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 14 Apr 2009 15:18:47 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ayumu</dc:creator>
				<category><![CDATA[デザイン・情報・テクノロジー]]></category>
		<category><![CDATA[ことば]]></category>

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		<description><![CDATA[できることならエディタだけで編集まですませ、レイアウトが必要ならInDesignで作ってPDFで納めたい……。
でもそうはいかない様々なシガラミが、ぼくをWordに対峙させているわけですが、先日紹介した本とは別にもう一冊  <a href="http://editorium.jp/archives/657" class="more-link">More &#62;</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>できることならエディタだけで編集まですませ、レイアウトが必要ならInDesignで作ってPDFで納めたい……。<br />
でもそうはいかない様々なシガラミが、ぼくをWordに対峙させているわけですが、<a href="http://editorium.jp/archives/590">先日紹介した本</a>とは別にもう一冊、新たなる魅力的な武器を見つけました。</p>
<p><a href="http://editorium.jp/blog/wp-content/uploads/2009/04/word_otoshi1.jpg"><img class="alignright size-full wp-image-667" title="word_otoshi1" src="http://editorium.jp/blog/wp-content/uploads/2009/04/word_otoshi1.jpg" alt="word_otoshi1" width="121" height="150" /></a>『もう迷わない! Wordのしくみと落とし穴 2007対応』<br />
西上原 裕明 著<br />
技術評論社<br />
ISBN: 978-4774136431</p>
<p>これも、順序を追いながら、Wordでやりたいことを確実に実現するための方法を、具体的に書いてくれている本です。<br />
そして、「こうやるとうまくいかない」ということがきちんと書いてある。これがいい。</p>
<p>「これはWordの不具合です」<br />
「こうすればよさそうに思えますが、正しい手順はまったく逆」<br />
「（この機能は）使わないことをおすすめします」<br />
「およそ理解しがたい仕様です」</p>
<p>なんて書いてある解説本はあんまりありません。<br />
で、問題の原因がはっきりしていれば、そのことも書いてあるので、無駄な試行錯誤をする必要がありません。</p>
<p>そう、試行錯誤。</p>
<p>Wordで思い通りの結果が得られないのは、すごく分かりにくいながらも、何か守るべきルールや順番があって、それに従ってないからだと思っていました。<br />
でもルールも正しい順番もなく、あるのは、「正しいとは思えないけどこうすれば一応できる」という経路だけだったのですね。<br />
でもそうなると、それは膨大な試行錯誤からしか探し出すことができない。<br />
だから、自分のかわりにその膨大な試行錯誤をしてくれた人の書いたものを読んで、わずか1900円あまりという対価でその成果を利用させてもらえるということのありがたさといったら。</p>
<p>この著者、西上原裕明さんは、本当に実に根気よくWordのしくみを調べています。ページ数としては240ページほどですが、ここまで具体的にまとまった情報として書くには、書かれている何倍もの、相当な努力が必要だったことでしょう。想像しただけで気が遠くなります。<br />
こうしたいんだけどこれはどうすればいいの？　なんでこうしてもこうならないの？　などと、マイクロソフトの担当者にでも直接ぜひ聞きたい（そうでもしないとわからなそう）と思っていたようなことが、ずいぶん解消されました。<br />
で、読んでから思いましたが、たぶん、マイクロソフトの担当者に聞いても分からなかったでしょうね。<br />
このとおりにすればよい、という道筋が見えているのは（見せてくれるのは）、ほんとうにありがたいことです。</p>
<p>構成もいいし、注釈も図も、的確で必要十分な、ほしいと思う情報がほしいと思う場所にちゃんと載っているし。編集が行き届いています。熊谷さん、いい仕事しています。</p>
<p>前に紹介した本は『エンジニアのための……』とあるとおり、多少、テクニカルな感覚を持っていたほうが読みやすいのですが、この『Wordのしくみと落とし穴』は、ふつうの初心者の人でも抵抗なくささっと読めるでしょう。</p>
<p>それにしてもマイクロソフト。<br />
世界最大のソフトウェア会社が、どうしてこんな不備の多いものを作るのか。</p>
<p>正直、前の本と、この本を読むまでは、ぼくは単にWordのユーザーインターフェースに問題があるだけ（それでも相当な混乱具合ですが）だと思っていたのですが、そもそもの機能の設計や実現にも問題がかなりあることが、今更ながらよくわかりました。<br />
この本のタイトルにある「落とし穴」、これ普通は、使う側が陥りやすいミス、みたいなときに使われる言葉ですけれど、ことWordに関しては、ほんとにマイクロソフトが落とし穴を掘っているのだと言っていいと思います。</p>
<p>Wordがうまく使えないと思っている人は、多いはずです。<br />
普通考えたらこうはならないはずなのに、こんな結果になってしまうのは自分が悪いんだ、何かちゃんとしたやり方があるはずだ……と。<br />
でもそうじゃない。<br />
悪いのは自分ではなく、Wordです。<br />
使えないのが正常です。使えるように作られてないもの。</p>
<p>大河ドラマの『天地人』の脚本があまりにお粗末に感じられ、見続けるかどうかで迷っていたのですが、ある段階から「これはツッコミを楽しむことにしよう」と気持ちを切り替えて、今はけっこう楽しみにしていたりします。<br />
それと同じ気持ちを、Wordにも持てるようになった気がします。</p>
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		<title>また新しい体験をiPod shuffleが</title>
		<link>http://editorium.jp/archives/641</link>
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		<pubDate>Fri, 13 Mar 2009 13:46:44 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ayumu</dc:creator>
				<category><![CDATA[ことば]]></category>
		<category><![CDATA[デザイン・情報・テクノロジー]]></category>

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		<description><![CDATA[自分の持っているすべての音楽を持ち出すことができたら。
くるくると軽快に回すことでスクロールができたら。
限られた曲数しか持ち出せないなら、好きな曲を集めてランダムに演奏したら。
アップルをすごいと思うのは、機能やユーザ  <a href="http://editorium.jp/archives/641" class="more-link">More &#62;</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>自分の持っているすべての音楽を持ち出すことができたら。<br />
くるくると軽快に回すことでスクロールができたら。<br />
限られた曲数しか持ち出せないなら、好きな曲を集めてランダムに演奏したら。</p>
<p>アップルをすごいと思うのは、機能やユーザーインターフェースを常に「新しいユーザー体験として」提供し続けるところです。<br />
ほとんどの場合、技術そのものはアップルが独自で開発したものではなく、また特別に目新しいものでもなかったりするのですが、アップルが料理すると実に「楽」（タノしい／ラクな）であるユーザー体験に結実します。</p>
<p>今回のiPod shuffleも、そのコピーにある「talk」「しゃべる」という言葉を見ただけで「何だ何だ？」と興味をひきます。</p>
<p>その一方で、アイデンティティはしっかり保つ。<br />
端的に言えば、あの白いコードの維持、です。</p>
<p>これほど小さい本体なら、ヘッドホンタイプにしたり、こんな<a href="http://japanese.engadget.com/2009/01/06/sony-wearable-walkman-w/">ウォークマンのような形</a>[japanese.engadget.com]にすることは充分可能。コードがあまりじゃまにならないというユーザーの利点もあるはず。<br />
それでも、白いコードを維持したのは、それがiPodとしてのアイデンティティであり、スタイルである、ということなんだと思います。<br />
コマーシャルでも強調している白いコードをなくす、あるいは目立たなくするときがくるかもしれませんが、それはiPodのスタイルの変更なので、ラインナップとして一部の製品のコードをなくすという形ではなく、全iPodのスタイルを変えて新しいアイデンティティを表出することになるのではないでしょうか。</p>
<p>また、培ってきた技術やデザインの中から「強い遺伝子」をきちんと残して伝えてゆく「進化」のシステムを内在しているのが、アップルの芯にある強さです。ただすぐれたデザイナーがいるだけでは実現できない強さ。このことは一度きちんとまとめておきたいと思っていますけれど、ほんとうにすごい。</p>
<p>今回のshuffleで言えば、曲名発話。これはiPodが音声を合成するのではなくMac OS X側の機能であるVoiceOverを使っています。VoiceOverはすでにOS Xのユニバーサルアクセスの機能として使われている技術ですが、それをこのような形で製品の根本的なデザインのベースとして組み込むということ。</p>
<p>これはMacの技術の巧妙な宣伝にもなります。Windowsの同等の機能とその品質においての差を、いわばiPod上でデモンストレーションするようなものです。</p>
<p>そろそろ出てくるSnow Leopardでさらに強化して、それをshuffleでデモンストレーションするということなのかもしれません。</p>
<hr />
<ul>
<li>www.apple.com/jp/の「この小ささが、しゃべりだす」という文字がきれいじゃないなー、と思ってよく見るとヒラギノではない？　似ているけど、微妙に違う部分が質の違いと言えそう。</li>
<li>それにしても「Small talk」とは……。もちろん、このプロダクトを表すのにこれ以上ないほど的確なコピーです。その上で、Macintoshの母たるSmalltalkを想起してしまうコアなユーザーの心もさらにつかんでしまう……なんてことまではコピーの意図ではないと思いますが……でもアップル社内では話題になったろうな。</li>
<li>その一方、日本のページにある「話せば、分かる」ってコピーはどうか。「<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E3%83%BB%E4%B8%80%E4%BA%94%E4%BA%8B%E4%BB%B6#.E3.80.8C.E8.A9.B1.E3.81.9B.E3.81.B0.E5.88.86.E3.81.8B.E3.82.8B.E3.80.8D">話せばわかる</a>」[ja.wikipedia.org] って、日本ではあんまりいいイメージの言葉ではないのだけれど。</li>
</ul>
]]></content:encoded>
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	</item>
		<item>
		<title>cat on a router</title>
		<link>http://editorium.jp/archives/645</link>
		<comments>http://editorium.jp/archives/645#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 13 Mar 2009 10:25:56 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ayumu</dc:creator>
				<category><![CDATA[日記・つぶやき]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://editorium.jp/archives/645</guid>
		<description><![CDATA[





Posted via Pixelpipe.
Pixelpipeからの投稿テスト。黒い猫は写真に撮るのがとても難しい。
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="pp_items">
<div class="pp_item">
<h4>
<div><img style="max-width: 100%;" src="http://static.pixelpipe.com/ad3a4067-d439-4985-9734-f0b0ca1d95ad_m.jpg" alt="" /></div>
</h4>
</div>
<h5>Posted via <a href="http://pixelpipe.com">Pixelpipe</a>.</h5>
<p>Pixelpipeからの投稿テスト。黒い猫は写真に撮るのがとても難しい。</p></div>
]]></content:encoded>
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	</item>
		<item>
		<title>微妙な電波</title>
		<link>http://editorium.jp/archives/630</link>
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		<pubDate>Tue, 10 Mar 2009 15:19:40 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ayumu</dc:creator>
				<category><![CDATA[政治・社会]]></category>

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		<description><![CDATA[携帯受信アップ効果なし 吉本興業子会社などに排除命令
「携帯電話の電池パック内に入れるだけで、受信状況が向上し、電池が長持ちする」などの宣伝文句で売られていた銅板シートが、実際は表示の効果に全く根拠がなかったとして、公正  <a href="http://editorium.jp/archives/630" class="more-link">More &#62;</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<blockquote><p><strong>携帯受信アップ効果なし 吉本興業子会社などに排除命令</strong></p>
<p>「携帯電話の電池パック内に入れるだけで、受信状況が向上し、電池が長持ちする」などの宣伝文句で売られていた銅板シートが、実際は表示の効果に全く根拠がなかったとして、公正取引委員会は９日、吉本興業子会社の吉本倶楽部（大阪）など製造販売の４社に対し、景品表示法違反（優良誤認）で排除命令を出した。</p>
<p>via <a href="http://www.asahi.com/national/update/0309/TKY200903090272.html">asahi.com（朝日新聞社）</a>2009年3月10日0時1分</p></blockquote>
<p>大型電器店のケータイ売り場でよく見かけましたけど、そのたびに、どうしてこれに効果があると思うのか不思議でした。しっかし45万個も売れたのか。</p>
<p>今回はちゃんと公取委が命令出したけど（とはいえひととおり稼いだあとで、おそすぎる気もしますが）、買う方も買う方。</p>
<p>やっぱり学校でもうすこしきちんと「基礎的な科学的知識」と、それを元にした「論理的思考」や「懐疑的精神」を身に付けるようにしないと。</p>
<p>でもそういうものを一般市民に身につけてほしくないひとが世の中牛耳ってるってことなんですよね。<br />
政治の世界のサギまがい（というよりサギそのもの）の活動など（郵政民営化とか！）に比べたら、こんな数千円の商品の害なんてかわいいもんです。</p>
<p>吉本倶楽部の言い分がいいや。「再発防止に努めたい」だって。これはやっぱり笑いをとってる……んですよね？</p>
]]></content:encoded>
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		<title>閉じ込めるのは難しい</title>
		<link>http://editorium.jp/archives/627</link>
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		<pubDate>Thu, 05 Mar 2009 16:19:47 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ayumu</dc:creator>
				<category><![CDATA[日記・つぶやき]]></category>
		<category><![CDATA[cat]]></category>

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		<description><![CDATA[初めてYouTubeにアップしてみました。

こういうレバー式取っ手のドアは自分で開けてしまいます。どうやって学習したんだか。
最初は向こう側からしかできなかったのが、引っ張る必要のあるこちら側からも、一発で開けられるよ  <a href="http://editorium.jp/archives/627" class="more-link">More &#62;</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>初めてYouTubeにアップしてみました。</p>
<p><object width="480" height="295" data="http://www.youtube-nocookie.com/v/e4bkGpq44bM&amp;hl=ja&amp;fs=1&amp;rel=0" type="application/x-shockwave-flash"><param name="allowFullScreen" value="true" /><param name="allowscriptaccess" value="always" /><param name="src" value="http://www.youtube-nocookie.com/v/e4bkGpq44bM&amp;hl=ja&amp;fs=1&amp;rel=0" /><param name="allowfullscreen" value="true" /></object></p>
<p>こういうレバー式取っ手のドアは自分で開けてしまいます。どうやって学習したんだか。</p>
<p>最初は向こう側からしかできなかったのが、引っ張る必要のあるこちら側からも、一発で開けられるようになりました。</p>
]]></content:encoded>
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		<title>新聞はひたすら「記録」に邁進せよ</title>
		<link>http://editorium.jp/archives/617</link>
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		<pubDate>Sun, 01 Mar 2009 14:17:51 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ayumu</dc:creator>
				<category><![CDATA[政治・社会]]></category>
		<category><![CDATA[新聞]]></category>

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		<description><![CDATA[ぼくは今の日本の新聞というものの必要性を感じていませんが、しかし新聞そのものが不要だと思っているわけではありません。
むしろ絶対に必要だと考えています。
ぼくらがよりよく生きていくためには、いつも考え、いつも判断すること  <a href="http://editorium.jp/archives/617" class="more-link">More &#62;</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>ぼくは今の日本の新聞というものの必要性を感じていませんが、しかし新聞そのものが不要だと思っているわけではありません。<br />
むしろ絶対に必要だと考えています。<br />
ぼくらがよりよく生きていくためには、いつも考え、いつも判断することが求められます。<br />
考えたり判断するには、そのための材料が十分に存在しなければなりません。<br />
考えたり判断したりするための材料を提供するもの、それが新聞の役割です。</p>
<p>そしてそれができることが新聞の価値です。<br />
これはジャーナリズムや報道全体に言えることではありますが、こうした活動を組織として行うことが必要で、そうなると今の社会のしくみの中では、新聞社というものが、そこにもっとも近い位置にいることは確かです。</p>
<p>記者の役割は、「新」しく「聞」く情報を得ることです。すでに存在するのと同じ情報ではなく、これまでになかった新しい情報を。<br />
その情報を記者が書く。それが記事。<br />
そしてその記事をオープンな情報として保存する。それが記録。</p>
<p>世の中の事実や事象を記録していくこと。<br />
それが新聞の、これからも変わらない、そしてほかのものには代え難い、役割です。</p>
<p>新聞というと、あの大きな紙に印刷されたものを、そしてそれが手から手へ届けられることをつい想起してしまい、それこそが重要であるかのように錯覚します。</p>
<p>でも本質的には、新聞は記録し続けてくれさえすればいいのです。<br />
記録するだけでいい。</p>
<p>この時代、もはやそのあとの「伝える」という工程、一定の長さの文に納め、一定の面積に納め、紙に定着させて大量に複製し、それを津々浦々の玄関まで届けるといった工程は、ネットによって代替されたり、不要になったりします。</p>
<p>記録のデータ化のあと、ひょっとしたらそれを編集するという作業も新聞の役割として残るかもしれませんが、一方でその作業は機械（コンピュータのプログラム）、ほかの企業、そして多数の個人によっても行われることにもなるでしょうから、新聞はその役割においてはワンオブゼムでしかありません。</p>
<p>でも、機械や他者がそれをできるように、記録をデータ化し、公開することは、記者を束ねる組織にしかできません。<br />
新聞は、ひたすら記録すべきです。</p>
<p>ただし。<br />
それ以外のことはしなくていい、という思い切りと、<br />
「オープンな情報として保存する」ということの意味への理解。<br />
これは今の日本の新聞社には恐ろしくハードルが高いことで、果たしてできるかどうか。</p>
<p>できなければ無くなってしまうので、なんとしてでもやってほしい、やらなければならない、のですが。</p>
]]></content:encoded>
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