家電のウェブサイト
冷蔵庫と洗濯機を買い替えることになり、相棒とすったもんだしながら選びました。
いまどき、ウェブで必要な情報はほとんど得られるだろうと思ったのですが……
ひょっとして、どこのメーカーもまだ、「家電を選ぶ顧客層=ウェブでは情報を探さない人たち」、なんて思っているんだろうか。
そんなはずはないのだけれど、でもどのサイトも、そう思うのが自然に見える状況でありました。
こちらが必要と思う情報を得るために相当探しまわらなければならなかったり、そのあげく結局得られなかったり、ということのほうが、普通でした。
ウェブの初期のころ、やはり何か家電を買うためにサイトを見て回ったとき、まだまだ情報がちゃんと載っていないことにがっかりし、でもたぶん早晩充分な情報が掲載されるようになるだろうし、そう遠くないうちにはセマンティックな(当時はそういう言葉を知らなかったけれど)ページの作りになって、各社の商品情報を容易に比較できるようになるべきだし、そうなるのだろう……と考えた覚えがあります。
しかしそういう状況にはまだほど遠い。
顧客としてみたときの印象としては、5年以上前のそのときとあまり変わっていません。
セマンティックウェブとまで言わないまでも、もう少し、顧客が何をどのように探すのかという視点から、情報の内容と整理と見せ方を考えていただきたいなあと思うばかりです。
少なくとも次のことは必要かと。
- 現行のすべてのパンフレットのPDF掲載
- 現行機種の機能別の比較
- 希望小売価格
現行機種とは、店頭にある製品。新製品が出ても一世代前はまだ市場に残っていてしばらくは買えたりするので。