iWork '09 has come.
毎年バージョンアップが楽しみなiWork。
先週の発表直後に注文していたのだけれど、会社に送るようにしていたので受け取るのが今日になってしまいました。
今回はマイナーバージョンアップですが、ぼくの期待は、Pagesのアウトラインモード、KeynoteのiPhone対応。
前者は、まあまあです。機能や使い勝手に特に問題はなさそうです。Pagesでアウトライン使えるのはありがたい。
ただぼくにとって非常に残念なのは、OmniOutlinerのドキュメントとの互換性。これがどうもまったくない。もちろんテキストレベル、もしくはリッチテキストでのやりとりはできますが、アウトライン構造を保ったままで、OmniOutlinerからPages、あるいはその逆がいずれもできない。Omniがなんとか対応してくれないかな。要望を出しておこう。(2009.1.14 付記:OOからMS Word(HTML)形式で書き出し→MS WordでWord(doc)保存→Pages、であれば、アウトライン構造を保ったまま開くことができました。でも直接開きたいなあ)
あと、Pagesのドキュメントの階層とスタイルの関係は、いまひとつ分かりにくい(それでもMS Wordよりはるかにマシ)のですが、それにアウトライン構造が加わったので、それらを組み合わせてうまく楽に使うやり方を会得する必要がありそう。
そのほか新たに加わった機能としては、フルスクリーンモードがいいですね。ライティングに集中できる。こういうことができるエディタはいくつかありましたが、Pagesでできるのはうれしい。
iPhoneによるKeynoteのコントロールアプリは、かなりがっかり。ページとノートが表示されるだけで、ページめくりもフリックでしかできない。今見ているページとその前後だけじゃなくて、全部のページを手元で見たいのと、タップでページめくりをしてほしい。片手でiPhoneを横位置で持ってのフリックはしにくい。必要最小限の機能という感じなのでバージョンアップに期待。
新しいトランジション、マジックムーブは便利。アクションで手間かけて作っていたことが一発でできる。
あとはそれぞれ、MS Officeとの互換性がどうか……これは少し試してみないと。ただ’08でも、OpenOfficeより良くて、まあほとんど問題ないぐらいな印象だったので、もっとよくなっていれば御の字。