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2009 / 1 / 30

就活女子、カッコヨクなれ。

by ayumu

女子学生のリクルートスーツ購入枚数「1枚」が70% 「短期間しか着ないのに高い」 [orinco.co.jp] ニュース-転職・派遣・キャリアのオリコンランキング

いつから女子のリクルート姿が、あんなふうになってしまったんだろう。ぼくらの学生のころは少なくとも違っていたような。

日本の今の女の子の多くは、ふだん、とても可愛かったりかっこよかったり、自分にあったすてきな服を着こなしています。
なのに、そういうひとたちが、就活の時期、いきなりあの地味で無個性でおしゃれじゃないスーツを唯々諾々と着ているのが不思議でした。
よーく見るとみんな違うスーツなんだけど、遠目にはどうみても同じにしか見えなくて、集団で歩いているのを見ると、制服のよう。違うものを買ってるのに統一化されてるのが、むしろ不気味なぐらい。

なんであんなスーツでがまんできるのだろう、と。

でもこの調査を見ると、ほんとは欲しくも着たくもないけど、しょうがないから買うってのがアリアリですね。就活でしか着ないから安いの一着でいい。

やっぱり、そうだよねえ。ニッポンの若き女子たちが、あんなのでいいと思っているわけがない。

でもそう思っているのなら、自分が着て気持ちいいモノ、仕事を始めても着たいと思うモノ、こういう服でバリバリ仕事をしてみたいというモノを買おうよ。

それに、就活って、自分をアピールする場でしょう? その場で、どうみても他の人と同じにしか見えないものを着てどうするの。

もちろん不作法にはできない。でも、「リクルートスーツ」と札のついたぶらさがり以外は不作法、なんてだれも思っていない。そうであれば仕事をしている女性もみんな同じ服を着ているはずです。

自分に合った服を着て、仕事をする自分はこうありたいという姿を、就活で見せたらいい。
あるいは活動先の企業や業種に合わせて、こういう人を求めていますよね?という理解を示したらいい。

「自分は非常に平均的な女性で、突出したところはなく、実に堅実で、回りと協調することが得意です」ということをアピールしたい、という人や、場合もあるかもしれない。それはそれで全然よいと思います。でもそれもまた、自分はこういう性格であり、こういうふうにありたいとか、活動先の企業がそのような人材を求めているからという理由に基づいて決める戦略のひとつでなければならない。

すべての就活女子が同じではないですし、すべての企業が同じでもないはずです。

ほかの人ではなく、自分を選んでほしくて、ほかの企業ではなく、その企業を選びたいのであれば、だれとも同じ、どこへ面接しにいくときも同じ、という服にはならないはず。

まあ、たくさんの企業を受けるとなると、全部個別にってのは現実的ではないですが、ここはと思うところに行くときだけでも、自分なりの考えとセンスを活かしたリクルートファッションに身を包んでほしい。

すくなくともぼくは、ちゃんとそのようなことを考える人にこそ、希望の職場で、希望の仕事に就いて働いてもらいたいと思います。

すでに働いているたくさんの先輩女性の姿から、魅力的な格好を学ぶといい。
たいへんな時代だけれど、ただ流されてイヤイヤ活動するのでなく、どう生きるのか生きたいのかを考えて活動する人を、心から応援しています。

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