あちこちで撮ってるもんだ(太平洋上を除く)
iPhoto ’09は、顔認識とジオタグ(緯度経度情報)による分類が便利。便利だけでなく楽しい。
写真を整理するという手間をできるだけなくすことが、自動的に分類された写真を見直す機会を与えてくれるとともに、もっと写真を撮りたいと思わせてくれる。
ぼくは、これこそコンピューター、だと思うんです。人間がやらなくていいことを機械がやってくれて、その分人間は人間にしかできないことをもっとできるようになる。そのための機械であるはずだもの。
なんだか最近はコンピューターがあることによって却って面倒なことが増えてますからね。
さて、写真の地図上への表示は、当然写真にジオタグがついてないとダメで、ぼくの場合はiPhoneで撮ったものにのみ、自動で付加されています。だからそれ以外の写真はiPhoto上に地図にピンたてて(iPhoneといっしょ。こういうことの一貫性が、当たり前なんだけどアップルはちゃんとやってくれる)いかなければなりません。それはそれで楽しいですが、しかしこうなるとGPS内蔵カメラかGPSロガーが欲しくなります。
GPSロガーがあっても写真に座標を埋め込むソフトが必要だけど……iPhotoがそこまでやってくれればうれしいのだけれど、まだその機能はないうようです。まあGPSロガーなんて全然一般的じゃないですからねえ。
ところでiPhoneでこれまで撮った写真を地図上にポイントしてみると、太平洋の彼方で撮ったことになっているものがけっこうありました。もちろんそんなところには行ってないんですが……。
何かでそういえば読んでたような気もしますが、iPhoneのジオタグに以前バグがあったんですね。2.1で治っていたようですが、その前に撮った写真は、東経なのに西経として記録されていたようです。なので東京で撮った写真は、ちょうど太平洋の真ん中、日付変更線を中心に線対称な西経140度付近で撮ったことになってます。
西経を東経にするだけだから、iPhotoで直すよりデータ直接書き換えたほうが楽そう……。
FlickrやFacebookへのアップも簡単になりました。ただFlickrにはジオタグは持っていかないみたい。プライバシーなので、設定などの面倒を避けたかったのかもしれない。
もはやiPhotoなしで写真を扱うなど考えられないので、iPhotoのライブラリデータを共有しつつもっとつっこんだことができるiPhoto Proが欲しくなります……ってそれApertureか?