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2009 / 2 / 14

思いの置かれし場所:模索舎

by ayumu

四ッ谷で髪を切ったあと、新宿で食事の予定だったのですが、暖かなお散歩日和だったので歩いてゆくことに。

御苑の前まできて、そう言えば竹熊健太郎さん編集、多摩美の学生ほかが描いた自費出版コミック誌 [mosakusha.com] を模索舎に置いたと彼のブログにあったことを思い出して、すごく久しぶりに立ち寄ってみました。

造りもコンセプトもまったく変わらず、置かれている本たちのテーマはもちろん今のもの。こういう場所をずっとつづけていてくれることに頭が下がります。
いまどきチラシや冊子や自費出版本はウェブがその機能を相当代替していますが、依然としてあの狭い店の棚を埋めるだけのものは充分出ていて、あそこにいかなければ出会えないだろうものが、変わらずに置かれています。

模索舎以外にはありえない選択と棚の編集。

ほかの場所ではお目にかかることのない民族派の冊子など、自分とは違うかもしれないけど、だからこそ興味を惹かれるもの多数。本当はもう少しゆっくりいろいろ見たかったけれど、トイレにいきたくなったのを機に退出。

たけくまコミックのほか、『ビッグイシュー 突破する人びと——社会的企業としての挑戦  』を購入。
版元ドットコムのメーリングリストで話題になっていた、ポット出版のISBNコード付き図書目録もあったのでいただいてきました。

稀有な場所、また機会をみて行ってみましょうかね。

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