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2009 / 4 / 22

懐かしTurbo

by ayumu

開発環境であるDelphiを調べていて、最近はまたTurboシリーズが復活していることを知った。
Turbo Delphiって、今タダで使えるんですね。

procedure
begin
..
end

なんて記述を超久しぶりにみて、ちょっとトキメキましたよ。Parallels上のWindowsに入れてみようか。
製品版のパッケージが、かつてのTURBOシリーズのデザインを踏襲していて、なんかうれしい。

そういえばフィリップ・カーンさんは今はどうしているんだろう……と検索してみたら、新しい会社作って健在のようで何より。
それどころか、iPhone買ってすぐのころに入れてたサイコロソフト(MotionX Dice)は、カーンさんの会社(Fullpower Technologies, Inc.)製だったと今さら知りました。

Wikipediaの「フィリップ・カーン」の項には、1997年カメラ付きケータイの発明ってあって……その前からカメラ付きケータイなんてあるような気がしてたんですが、日本での最初のカメラ付きケータイは1999年9月DDIポケット発売のVP-210だとか。まだ10年たってなかったなんて。

ぼくはフィリップ・カーン率いるボーランド社が出していたTurbo Pascalの大ファンでした。
その理由は
・Pascalという言語そのものがもつ魅力
・非常に高速なコンパイル
そして、
・エディタと一体化した開発環境の軽快な使い勝手
でした。

ダイヤモンドカーソル、ワードスターライクのコマンドによって、フルキーボードから手を放すことなくコーディング、エディットとコンパイル、実行ができ、そしてまたそれらが実に気持ちいいスピードで動きました。

ボーランドにとうてい勝ち目はなかったけれど、もしあのとき、マイクロソフトではなく、ボーランドがオフィススイートの勝者になっていたら……何倍もいいワープロや表計算ソフトで、世界の効率はもっとよくなっていたはず。

# このエントリ、いまどきの人には、なんの話だかサッパリ……じゃろうねえ。

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